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MODEL | Ref.157T ダニエル・ロート スポーツカレンダー |
MOVEMENT | Cal.9511 |
AGE | 中古美品 |
MATERIAL | ステンレススティール |
SIZE | 29mm(クラウン含めず)×36mm(ラグ to ラグ) |
Ref.157T スポーツカレンダー★ダニエル・ロート★Cal.9511極美品
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時計の聖地でもあるスイスラショードフォンでそのオリジンたる歴史は生み出された。1890年頃それは時計の修理工房として誕生し、幾年後それは子に引き継がれ、その後更に次世代へと引き継がれていき、フランス、ニースという温かい街で、今世紀最大の時計士を生むこととなる…..
ダニエル・ロート
1970年に入りジャック、ピエール兄弟により世界の名だたる宝石商として活躍していたショーメによりブレゲ復興の狼煙が上げられ、その復興の立役者となり、ダニエル自体もブレゲの真実の発明を一から勉強しながら、パーペチュアルカレンダーの制作にあたる。それはブレゲの名のもとに発売され世界の人々は、彼を『アブラハム・ルイ・ブレゲの再来』とうたい称えた….1988年、彼の名声はその名の重き実績として自分の名を冠した”ダニエル・ロート社が誕生する。その後”シルバー ヘグナー社のマネージメントも有り大きく発展していくこととなったが、1994年シンガポールのアワーグラス社により株の60%が買収され、経営からも彼は離脱していく。その後、ブルガリグループが自社の時計ブランドの高級志向への軌跡としてダニエル・ロート買収に乗り出し、ここにダニエル自身のモデルは2000年事実上、幕を閉じることとなった。ダニエル・ロートでありながら”ダニエル・ロート”自体の商標権から販売権などすべて失ったダニエルは本人はダニエル・ロート社を離れ、2001年、「ジャン・ダニエル・ニコラ」を設立、時計作りの本当の世界を現在見出している。現在のダニエル・ロートは、同じく20世紀の天才時計士と呼ばれたジェラルド・ジェンタと共にブルガリのコラボ商材のひとつでしか無くなりマーケティングを最優先したブルガリブランドの発展の為だけにその偉大な歴史の灯が消されようしていることも事実であろう。
そんなダニエル・ロートから今回ご紹介する一品は、独立時計士の生む最高品質としてのイメージとしての存在であったダニエル・ロートから脱皮するかのように一般向けとして発売されたモデル『スポーツRef.157』。ダニエル・ロートの独創的造形として象徴的ともなったオーバルケースでスポーティーな軽快な様相で、軽く腕にはめた感触に気付かないほどの自然的な特徴で、ローマンナンバーの高級感溢れるインデックスを囲みワンステップを付けたインダイアルをギョーシエで覆うブラックのダイアルは、更に時間針、分針に夜光を塗布し視認性を完全に確保するなどダニエルらしい手の込んだ憎い演出は見逃せない。又、時の奏でる音がほとんど聞こえないように21600振動の自動巻きの存在は、当然半端ではない高級キャリ”フレデリックピゲ製の 9511″を採用。その爽快なローター回転は、ローターに7つのベアリングをつけることでより回転効率を上げ、二つの歯車上下に絡ませることで、上部の切り替え車がロータの回転により動き、動いた分だけ下部の歯車に絡み整流し巻き上げるという巻き上げ効率をより高めた。特に5姿勢調整機とした高級仕上げ、シンプルでありながら実はクオリティーの高すぎる真実は、実用としてすべてに限界を求めた最高の逸品で、普段使いの中でしっかりと自分自身も演出してくれるパートナーとして、あなたを幸せに導くことは間違いないだろう。
【コンディション】
日差±60秒、ゼンマイ、ガンギ、テンプのチェック済みの最高の一品。ムーブメント3ヶ月保証お付けいたします。ケース、ベゼル、バックケース、すべて小キズすらも無い驚きのコンディション。